

オーダーが入ってから包む。「手作りの皮だから作り置きでは、アンから出た水分を吸ってしまうのです」。手間がかかるが何年も当たり前にやってきたことだと店主は言う。熱湯とゴマ油でこねた皮は厚めでもちもち。野菜は産地にこだわり、時期に応じて野菜の水分を長年の勘で調整。厚さ13ミリ、特注の鉄板で強い火力でパリッと焼き上げる。口に含むと感じる独特のうまみは企業秘密だとか。皮もアンもラー油もすべて手仕事だ。周囲のラーメン屋が開店したり閉じたりを繰り返す中、32年にわたり暖簾を守り続ける店主と奥さん。自分の席が決まっているという常連さんをあうんの呼吸で迎え送り出す。名物焼きそばやラーメンの麺も手作りする朝日屋の餃子を、さあ、いただきに行こう。





